写真やフォトブックに関するインタビュー
写真やフォトブックに関するインタビュー
東京・学芸大学駅から歩いてすぐの場所にちょこんと佇む写真屋さん「monogram」。
まるで海外のお洒落な雑貨屋さんのよう、とても可愛い雰囲気です。
今回は、初心者からアマチュアまで幅広く愛される「monogram」の魅力をご紹介します。
優しい光とお店から溢れる笑い声に誘われ、足を踏み入れると…
たくさんの可愛い雑貨たちがお出迎えしてくれます。
アルバム、ポストカード、リネンストラップ…
スタッフの方がセレクトした雑貨たちは、見ているだけで胸が踊るセンスの良いものばかり。
SDカードの革ケースは、普段使いでも旅行用でもいいですね。
カメラストラップの種類も豊富!
レンズクリーナーにもメガネ拭きにもなるクロスも、こんなに可愛いディスプレイだと思わず大人買いしてしまいそう!
「monogram」では、オリジナルグッズも取り揃えているようです。
こちらは刻印入りのストラップ。
“日常的に使える”をコンセプトに作られたカメラバッグも見逃せません。
>> オンラインストアはこちら
「monogram」の雑貨たちを手に取れば、きっと毎日カメラを持ち歩きたくなってしまうはず。
可愛いだけで終わらないのが「monogram」。
実はここ、デジタルはもちろん、フィルムにも詳しい、とても頼れる写真屋さんなのです。
店内には、雑貨たちと一緒にフィルムも多く取り揃えられていました。
フィルム専用の革ケースまで取り扱うこだわりよう。
そして、フィルムごとのプリント見本も添えられています。
プリントにいたっては、デジタルよりもフィルムの方が細かい色指定ができるというから驚き。
フィルムを持ってくるお客さまが多いということにも納得です。
今までデジタルしか馴染みが無い方も、「monogram」でフィルム生活に目覚めてしまうかも。
「monogram」の一番の魅力は、なんと言ってもスタッフの方々の笑顔!
笑い声が響く店内は、陽だまりのような優しい雰囲気に包まれています。
せっかくなので、店長の東さん(写真右)に「monogram」について詳しくお話を伺いました。
■「monogram」はどのような写真屋さんですか?
“世界に1つしかない写真屋さん”というコンセプトで運営しています。
お客様と一緒に歩んでいけるような、お客様の声を聞きながら変化していけるお店だと思います。
■雑貨がとても充実していますが、スタッフの方々がセレクトされているのですか?
そうですね。身の回りの物が楽しくなると、カメラを持ち歩きやすくなるのかなと思うので、グッズ面でそういった提案をしていきたいですね。「monogram」では、毎日カメラを持ち歩きたくなるような、オリジナルグッズの製作もしています。
お客様の「こんなものがあったらいいな」という声を聞いて、スタッフ全員で会議をして決めています。
■プリントせずにPCやスマホ上のデータのみで満足してしまう方も少なくないですが、東さんにとって“プリントする意味”とは?
写真は“それまでの時間”が収まっているものだと思っていて、やはり見返してほしいという気持ちがありますね。私自身がそうなのですが、紙にしないと中々見ないんです。形として残すことで、後で見返したときの楽しみもあると思います。
終始、明るい雰囲気を作ってくださった店長の東さん。
素敵な笑顔に、一瞬でファンになってしまいました!
訪れるお客さまを見ていると、若い方からおじさままで様々。
「monogram」は、みんなの写真屋さんなのだと感じました。
それは、東さん始め、スタッフの方々が“誰でも入りやすい空気”を自然と作り出しているからなのでしょう。
この日、あいにくデジタルデータしか持ちあわせていなかった私…。(うっかり)
と言っても、デジタルでもフィルムと変わりなく、とても丁寧に相談にのってもらえるので安心です。
《 「monogram」プリントで出来ること 》
・ 白フチ
・ 印画紙の種類(光沢紙/マット紙)
・ 色の相談
・ サイズはL版から6PWまで
手作りの色見本ノートをパラパラとめくりながら、スタッフの方とお話する時間も贅沢。
難しい写真用語がわからなくても、「やわらかい雰囲気」等、ふわっとしたニュアンスで伝えれば問題ありませんよ。
混み合っていなければ、お店の雑貨を眺めているうちに仕上がってしまうプリント。
今回は、トリミングしたくなかったので「白フチあり」。
写真の雰囲気に合わせて「マット紙」をチョイス。
始めに2Lサイズで焼き、その中から選んだものを6PWに伸ばしてもらいました。
上に見える2台の車は、一目惚れしてしまったアルバム。
左はL版が12枚入るサイズで、一緒についている専用封筒に入れればそのまま郵送できるんだとか。
左側に見えるものは、切手風のシール。手紙に貼っても、手帳に貼っても、旅のアルバムに貼っても可愛い優れものです。
「monogram」は、一度訪れるとずっと通い続けたくなる写真屋さん。
みなさんもぜひ足を運んでみてくださいね。
きっと、写真が撮りたくて仕方ない魔法にかけられてしまいますよ。
■ monogram(モノグラム)
address:東京都目黒区鷹番2-19-13
tel:03-3760-5852
access:学芸大学駅東口から徒歩1分
URL:https://monogram.co.jp/
1988年、埼玉県生まれ。日本大学芸術学部で写真学科を専攻後、写真事務所にて修行。第2回世界旅写真展入選。
アンリ・カルティエ=ブレッソンの写真に魅了され、カメラを片手に海外を放浪。現在、
フリーのフォトライター/編集として「TABIZINE」の他、Webニュース媒体で記事執筆/撮影を担当。
旅の終わりにフォトブックを作ることが好き。
好きなカメラ:Nikon/FUJIFILM
好きな言葉:「写真を撮ること、それは、同じ照準線上に頭、目、心を合わせること。つまり、生き方だ。」(アンリ・カルティエ=ブレッソン)