写真やフォトブックに関するインタビュー
写真やフォトブックに関するインタビュー
人気インスタグラマーkinakobun【 kinakobun.bento 】さんが旦那さんのために作る、かわいくて愛情たっぷりな「デコ弁」は見ている人を笑顔にしてくれます。今回はkinakobunさんが撮影する、デコ弁写真について詳しくお話を伺いました。
「お弁当の写真を撮る時のポイントは3つあります。
1つ目は、デコレーションが一番見えやすい角度を探すことです。お弁当を写す角度と位置で、写真の良さが決まります。一番重要なポイントですね。
2つ目は、メインのデコレーションにピントがしっかり合うようにしています。私の写真は俯瞰で撮るので、全体的にくっきりとした印象になるように気をつけています。
3つ目は、全体のバランスを考えながら撮影しています。特に“おにぎり”がある場合、構図のバランスに注意しています。おにぎりのデコレーションや形で印象が違ってくるので、その時に合わせて“おにぎり”と“おかず”を配置しています。」
しかし実際、写真を撮影してみると、肉眼とカメラを通して見るお弁当では見え方が違うことも。「イメージと違うな」と感じたら微調整を加えながら撮影しているそうです。
「使用しているカメラはOlympus XZ-1です。このカメラは、食材の色味がすごく綺麗に写ります。インスタグラムのエフェクトは、明るさ、彩度、暖かさ、コントラスト、シャープをその時々で調整しています。
最近では新たな試みとして動画をインスタグラムに投稿してみました。写真だけでは伝わりにくい飾り切りの方法を文字を入れて分かりやすく説明しています。」
「メジャーなキャラクターを作ると、反応がすごく良いです。一番すごかったのは、トトロのお弁当ですね。トトロの人気は万国共通なようで、海外の方からもたくさんコメントをいただきました。あとは、色とりどりで華やかなデコ弁には“いいね!” がつきやすいです。
インスタグラムにいただくコメントはすべて読んでいます。海外の方からもたくさんコメントをいただくので、翻訳機能を使って読んでいます。いろいろな方からコメントをいただくのは、とても嬉しいですね。
また、インスタグラムを通してお友達もできました。フォロワーさんのお宅に遊びにいったり、ご飯を食べにいったりと仲良くさせてもらっています。大人になると新しい友達を作る機会は少なくなっていましたが、インスタグラムのおかげで世界が広がりました。
私は人見知りな性格なので、こんな風に仲良くしていただけて、自分でも驚いています。旦那さんにも「人見知りなのにすごいね!」なんて言われています(笑)」
インスタグラムを通して、自分の世界が広がったと話すkinakobunさん。写真は言語を選ばず、万国共通で同じ感動を共有できます。
次回はデコ弁写真で作られたMyBookの「box」についてお話を伺います。
【執筆者 Kinakobun(しあん)】
文鳥とB’zをこよなく愛する主婦。
Instagramは、愛鳥もなか(時々きなこ)と旦那さんのお弁当の写真をメインにほぼ毎日更新中。
文鳥の可愛さを皆さんにも知って頂けたら嬉しいです。