Room5656の定期クラスは、「最後に写真展を開催する」ことを目標にしています。写真展を見据えた授業カリキュラムが組まれ、第1回目は“どんな写真展にしたいか?”、“どんな風に写真を見せたいか”をクラスごとに話し合いました。
その結果、「絵本みたいな写真の本を作って展示したい」というアイデアが出て、その本を写本(シャボン)と名付けることになりました。
写本とは写真と物語で綴られた作品集。
作品集をつくるためにMyBookを選んだ理由は次の3つ。
この3つが気に入って、MyBookを選びました。
生徒さんにMyBookについて伺ったところ、今回の「写本」でフォトブックを初めてつくるという方が18人中12名。
シャボン展でフォトブックを展示することになったので、第1回目の授業では山本まりこさんが今まで作ったMyBookを見せてもらったり、実際にアスカネットに行ってフォトブックの種類や編集ソフト「MyBookEditor」の使い方を学んだりしました。
「書店で販売されているような仕上がりで、どのMyBookも素敵でした。」
「まりこ先生の写真の魅力が、MyBookになることでさらにギュッと凝縮されたようで、ページをめくる手が止まりませんでした。1冊の本に詰め込まれた旅の思い出が、写真からあふれ出てくるようであっという間に読み終わってしまいました。」
「まりこ先生のMyBookを見て、まず最初に色がキレイ! と思いました。本屋さんで売っている写真集のように装丁もしっかりしていて、何より気に入ったのは『ラミつや消し(マット加工)』の紙を触ったときの手触り。指に吸いつくようなしっとり感が心地よかったです。ページをめくる度に、まりこ先生のエアリー写真に『わぁ~!』と歓声があがり、買いたい!と、切実に思いました。」
「豊富なバリエーションの中からサイズや本文加工を選べるので、本物の絵本を読んでいるような、そんな『写本』を作ってみたい! と思いました。MyBookの制作は2回目ですが、前回作ったのが、ハードカバーだったので、今回はソフトカバーでやわらかい雰囲気の1冊、そして新作の『ラミつや消し(マット加工)』にチャレンジしてみたいと思います。今から出来上がりが楽しみです♪。」
「子供の頃に読んだ絵本をイメージして、写真も文章も考えようと思いました。そしてそれに合うイメージのMyBookの種類やサイズを選ぼうと思います。」
今回のシャボン展は、生徒が自主的に案を出し合い、「写本で作品を見せる」という展示形式を選びました。また展示プランや来場者の方に楽しんでいただけるおもてなしも自主的に準備しています。ぜひ、半年間の集大成を見に来てください。 また、通常の写真展でもポートフォリオは必ずと言っていいほど置いてあると思います。よくポートフォリオに文具用のクリアファイルを使っている方がいますが、文具用のクリアファイルは透明度が低いため写真がきれいに見えません。大切な自分の作品なら、きれいに見せたいですよね。プリントのクオリティや装丁までこだわってつくったほうが、作品を見に来てくれた人の印象に残りやすいと思います。 写真展はギャラリーの展示スペースが限られているため、厳選した作品のみを展示することになります。きっと見せたくても見せられなかった作品も多くあるでしょう。その時、ポートフォリオという形で作品を発表するのも1つの方法だと思います。また、ポートフォリオがあることで、あなたの展示空間の在廊時間が長くなるというメリットもあります。作品展を開くなら、ぜひMyBookでポートフォリオをつくることをオススメします。
【展示期間】
2015年3月18日(水)~ 22日(日)11時~20時 入場無料
※21日は17時30分、22日は18時まで。
※21日は18時よりレセプションパーティ開催。
【展示場所】 Galleryやさしい予感
〒141-0021 東京都品川区上大崎2-9-25
各線目黒駅より徒歩5分
※駐車場はございません。
「Room5656」公式Facebookページ
https://www.facebook.com/room5656.shabonten/
黄色いとんがり帽子のプージーは、絵本を読むこと、そして、食べることが大好き。
ある日、プージーが旅に出ることに…。
写真と絵のコラボレーションで綴るちょっぴり美味しいモノガタリです。
写真・作 山本まりこ
絵 ウエノエリカ
山本まりこ:理工学部建築学科卒業後、設計会社に就職。「でもやっぱり写真が好き」とカメラを持ってひとり旅に出発し、そのままフォトグラファーに転身。風通しがいいという意味を持つ「airy(エアリー)」をコンセプトに、空間を意識した写真を撮り続けている。雑誌・広告撮影、旅エッセイ執筆、講演、フォトセミナー講師など活動は多岐。
MyBookページ:「一旅一マイブック」をつくる理由
公式ウェブサイト:http://marikoyamamoto.com/ Facebookページ:写真家 山本まりこ