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写真やフォトブックに関するインタビュー

加工やプリントで更なる面白さに出会える写真の魅力
―インスタグラマーSherry_1113さんインタビュー―

加工やプリントで更なる面白さに出会える写真の魅力―インスタグラマーSherry_1113さんインタビュー―

ポートレイトや風景など、美しいカットが撮れるようになるとますます楽しみが広がる写真の世界。そこからもう一歩進み、加工やプリントの面白さも味わってみませんか?今回は、インスタグラマーのSherry_1113【 @sherry_1113 】さんに、写真へのこだわりを伺いました。

撮影:sherry_1113さん




大切な瞬間を逃さないようにシャッターを切る。思った通りの一枚が撮れることもあれば、思いもよらないカットが撮れたりと、写真はワクワク感に満ちあふれています。今回お話を伺ったSherry_1113さんは、独自性豊かな世界観がインスタグラムで大人気です。

そんな彼女の撮影スタイルには、こだわりがたくさん。撮影段階から「自らの感性に委ねる」ことが多いそう。


「撮影前にすべて構図を決めている人もいますが、私はイメージを固めず現場に行き、“この光が好き”や“このアングルが綺麗”など、その場で感じた“これでいこう!”を即興で表現します。撮影しているうちにイメージが固まり、モデルさんに“もっとこっちに”など指示して動いてもらうことはあっても、今、目の前にあるもっとも美しい瞬間を捉えることを最優先し、固定概念や先入観を持たないようにしています。」

撮影:sherry_1113さん




Photoshopやアプリで加工することで、世界観が構築される

ご自身の世界観構築への熱意は驚くべきもの。撮影写真をそのまま使用することはないそうです。

「1枚の写真を完成させるために、数十枚撮ることはザラです。たとえば、友人の家の屋上で川をバックに撮影した上の写真は、写り込んでいた建物を消すために、別のカットをPhotoshopで合成しています。
下の花火の写真も同じ手法で、連写で数十枚撮影した中からベストだと感じたカットを少しずつ合成しているんですよ。」

裏話を知ってからじっくり見てもまったくわからないほど自然!その熱量にうならされます。


「私のインスタグラムの特徴は、カラフルだけれど、ふんわりしたテイスト。撮影の段階から完成像をイメージしていますが、デジタル一眼レフで撮影後、スマホに写真を取り込んでから、「VISCO」と「Snapseed」を中心に加工アプリを5~6個使用し、仕上げています。中でもシルエットやリフレクションを活かした作風の写真は、いいねを多くいただく評判が高い作品です。」

Photoshopやアプリで加工することで、世界観が構築される




撮って終わりじゃもったいない!写真はプリントして楽しんで

Sherry_1113さんらしいこだわりのもうひとつが、完成した写真をプリントすること。

「旅先では撮影枚数が多く、そのままだと見なくなってしまうので、必ずフォトブックに仕上げています。ひとつの旅行につき1冊、ページレイアウトや文章まで熟考するので、完成までに数ヶ月かかる大作ばかり(笑)。でも、できあがったときの感動は格別です。一緒に行った友人に見せてあげると喜んでくれたり、そうした反応もすごくうれしいですね。」

友人へのメッセージカードや、インテリアにも、Sherry_1113さんの写真は大活躍です。


「綺麗な写真をポストカードにして、友人へのメッセージを書いてプレゼントしています。紐と洗濯バサミで飾るインテリアとしてもアレンジしていますね。撮って共有して終わりじゃもったいないですよ!」

写真はプリントして楽しんで




写真を撮ることへのこだわりはもちろん、撮った写真の加工や活用法まで語っていただいた今回のインタビュー。すべてに想いがこめられたSherry_1113さんらしさが伝わってきます。フォトブックや、部屋に飾るポストカードは、使用する写真のテイストをそろえると上手にまとまるそう。Sherry_1113さんの楽しみ方を参考にしながら、プリントにもぜひトライしてみてください!



【 執筆者 sherry(シェリー) 】

sherry(シェリー)

1988年生まれ、東京都出身。
大学時代、雑誌社でのインターンシップで一眼レフカメラに触れ、そこから本格的に写真をはじめる。
Instagramを通してフィルムの魅力を知り、中判からハーフまで色々なカメラやレンズに夢中になる。
現在はデジタル・フィルムの両方を使って旅先での思い出を残したり、友人との撮影を楽しんでいる。

sherry画像
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