写真の上手な整理術
写真の上手な整理術
デジタルカメラが普及してから、手軽に写真を撮ることができるようになった一方で、
写真整理は以前よりも困難になった印象を受けます。
ついついたくさん撮りすぎてしまい、その後の整理が追いつかない、
という経験は誰にでもあるのでは?
そんなあなたに、クラウドサービスを紹介します。
すでに使っている人も多いかもしれませんが、どのような利点があるのか、徹底解説します。
まずは、この利点から。
クラウドサービスを使えば、もはやスマホやPCの容量(何GBとかいう数字です)を気にする必要はなくなります。なぜなら、データはクラウド上で管理すれば済むから。現在は1TB(1GBの1024倍!) といった膨大なストレージ容量を貸し出しているクラウドサービスもたくさんあります。
1000万画素カメラで撮影した一枚の写真の容量は、およそ5MB。1GBが1024MBですから、およそ写真204.8枚分。1TBはこのさらに1024倍ですから、204.8×1024=209715.2枚もの写真を保管しておくことができるわけです(あくまで理論値ですが)。
実際にはこれだけ大きな容量を必要とする人はごく少数派でしょうから、より安価に必要な容量だけ借りるのが、賢い使い方だと言えるでしょう。
クラウドサービスを利用するのに必要なのはネットに接続できる環境です。逆に言えば、これだけあれば利用することができます。
自分が使用しているどのデバイスからでも、同じアルバムにアクセスすることができる利点を考えてみてください。携帯で撮った写真も、デジカメで撮った写真もすべて同じ場所に保管されているのです。
当然、スマホやパソコンからそれらの写真を確認することもできます。 データがすべてクラウド上に挙げられているからこそ、可能なことですよね。
写真をたくさん撮ったのはいいけど、パソコンに入れるのが面倒でほったらかしにしている、なんて経験は誰にでもあるはず。そんな面倒も、クラウドサービスを利用すれば解消できます。
クラウド上にあるアルバムに写真を保管するために、パソコンを経由する必要はありません。先ほど述べたように、必要なのはネットに接続できるデバイスと、その環境のみ!必要なときにデータの同期を行うだけで、いちいちデジカメやスマホをパソコンにつなぐ必要なしに、写真がクラウド上に記録されていきます。
同期やバックアップの作業は、スマホの場合では夜間にこっそりしてくれていることが多いですから、使用に支障をきたすこともありません。
みなさんは携帯やスマホで撮った写真を、どのように友達に見せていますか?写メで送ったりSNS上にアップしたりするのが一般的でしょうか?
昔は写真を焼き増しして、手渡ししたり、郵送したりしていたものです。そうした機会もすべて、クラウドサービスの普及によって過去のものとなるかもしれません。
クラウド上にアップした写真は、アクセスを許可すれば、他の人も閲覧可能となります。もちろん、すべての写真が閲覧可能になるわけではなく、自分でどの写真、アルバムを誰に見せるかを決めることができますから、プライバシー保護の観点から見ても安全です。
いかがでしたか?クラウドサービスを使うメリットを4つご紹介しました。ここで挙げたようなメリットは、あくまで一部にすぎません。
使えば使うほど利便性を実感するのがクラウドです。みなさんも上手に使いこなして、快適なカメラライフを送ってくださいね!