デジカメで上手に写真を撮影するテクニック
デジカメで上手に写真を撮影するテクニック
初めてのカメラは、ズームレンズキットを購入する人が多いと思います。もちろん、初めはそれで構いません。ですが、撮れば撮るほど物足りなくなってくるはず。
そう、次のステップは「自分に合うレンズ」を見つけること。そんなこと言われても、どうしたらいいのかよくわからないですよね。
今回はぴったりくるレンズを見つけるヒントをご紹介します。
まずは、一番大事と言っても過言ではない「撮りたい雰囲気」。自分がよく撮る被写体はなんでしょう?「旅写真が好き」「ポートレートが多い」「ご飯を撮るのが好き」「気が付いたら猫の写真ばっかり」…そんな感じで構いません。ふんわりした写真、シャープにしまった写真、どういった写りが好みかまでわかると尚良いですね。
今使用しているカメラにつけられるレンズと、撮りたい雰囲気や被写体を掛けあわせれば、自ずとレンズが絞られてきますよ。
イメージが湧いたら、カメラ屋さんに行ってみましょう!訪れたことがないと初めは緊張してしまうかもしれませんが、入ってしまえばこっちのもの(笑)。もう、自分の相棒レンズに出会えたも同然です。
持ち物は愛機と勇気。先程の「撮りたい雰囲気」と予算を店員さんに伝え、レンズの相談にのってもらいましょう。実際に装着させてもらうことをお忘れなく!ボディとレンズのバランスはとても重要です。試してみるとレンズが大きすぎたり、あれ?と思うこともあります。その場で試し撮りをして相性を確認してください。
撮りたい雰囲気がまだはっきりわからないけれど、1本交換レンズが欲しい!という人には単焦点レンズがオススメです。
単焦点レンズは焦点距離が1つだけ。35mmなら35mm、50mmなら50mmだけです。簡単に言うと、ズームができないレンズになります。
その一番の魅力は「明るさ」。単焦点ならF値が小さいレンズ(F2.8以下)を作りやすいので、明るいレンズになります。つまり、背景を大きくぼかすことができ、ズームレンズよりそのボケはとても綺麗に写るのです。中古品であれば、安く手に入れることも可能。
「この被写体はこのレンズ」と、撮りたい被写体にあわせてレンズを交換することで、写真の世界はもっと広がります。まだ交換レンズを持っていない方、ぜひカメラ屋さんに足を運んで、新しい表現を楽しんでくださいね!
【執筆者 maaya(まあや)】