取材協力：Cafe Hi famiglia

デジカメ写真をダウンロード無料の専用ソフトを使用して、
「オリジナル写真集（フォトブック）」が、誰でも、1冊から、簡単に作成できるサービスです。

ここにオムライスの写真が２枚あります。同じオムライスなのに右のほうが「おいしく！」見えますね。写真は撮り方ひとつで、こんなに変わるものなのです。

右の写真は光が奥のほうから当たる逆光です。一般的に逆光は避けたほうが良いと言われますが、料理では、かえって表面に照りやみずみずしさが出るのでオススメです。窓辺のテーブルで自然光で撮りましょう。光が強すぎる場合は、窓から皿を遠ざけるかレースのカーテンなどでやわらげるかします。左の写真は室内照明で撮影したものですが、くすんだ印象になってしまいました。

さらに右の写真はズームレンズの望遠を使っています。望遠は写る範囲が狭いので、背景に余計なものが入り込まず料理だけを表現できます。左の広角レンズ
と比べてみてください。広角では、いすや床までが
見えてしまい散漫な印象で、「おいしさ！」を
伝えきれていません。

そして一番大切なのが撮る前のイメージです。料理の写真教室の生徒さんから、「思い通りに撮れないんです」とよく相談されますが、それって実は「思っていない」からなんですね。まず頭の中に仕上がりのイメージを思い浮かべて、そう撮るためには、このアングルだなとか、皿の一部はカットしようとか具体的な写真の仕上りを考える。この順番ができていれば「思い通り」の写真になるはずです。右の写真では皿の右側をカットしようと思ったので、撮る前にニンジンの位置を左上に動かしました。

頭の中でイメージを思い描くことは最初は難しいかもしれません。そういうときは雑誌などの写真を見て「こういう風に撮りたいな」と思うものを真似してみるといいですよ。

製本された「MyBook」が届いて最初に
ページをめくったときイメージ通りの色がでていて感動しました。

私は「MyBook」を料理の写真教室で生徒さん達に見せるためのテキストにしたいと思いました。教室では、いろいろな料理写真をプリントアウトして２枚ずつ並べ比較しながら見てもらっていたのです

今回作ったのは２０ページの本ですが、写真は多めの30~40枚を用意しました。料理写真だけだと見る人が飽きてしまうので「料理」「素材」「調理シーン」「スイーツ」の４タイプを用意してページをめくるたびに変化が楽しめるようにしました。

編集作業では「ボックス機能」がとても便利でしたね。ページごとに写真を配置する枠を選んで、そこに読み込むだけ。枠はどれもページの中で写真が活きるように効果的に配置されているので、あっという間に満足できるカッコいい写真集ができあがりました。

「MyBook」は、作って満足ではなく、他の人に見てもらい楽しんでもらうことを最初から念頭におくといいと思います。人に見せる写真を撮るのは気合が
いりますが、気合をいれるからこそ上達するから
です。さらに写真を並べて一冊のストーリーを
作ることは組写真の練習にもなります。
ですから「今年１年で『My
Book』を作って、みんなに
見せよう」のように目標として
設定すれば、撮影する写真も
どんどん上達すると思います。

「MyBook」は、サイズや縦横、
ページ数、ハードカバー・ソフト
カバーなどから、自分好みの一冊
が選べます。

思い通りの写真集が、簡単に
楽しく作れる編集ソフト
「MyBookEditor」は、無料
でお試しいただけます。

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