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写真やフォトブックに関するインタビュー

カラフル×ポップなインスタグラマーmoron_nonさんに聞く、
写真との出会い、“自分の色”の見つけ方

カラフル×ポップなインスタグラマーmoron_nonさんに聞く、写真との出会い、“自分の色”の見つけ方

インスタグラムで10万人以上のフォロワーを持つ、moron_nonさん【 @moron_non 】に、写真やインスタグラムとの出会い、写真への想いを伺いました。

“自分の色”を見つける、試行錯誤の日々

「モノクロとか、色のない写真も好きですが、自分が投稿するならポップで可愛い写真を自分の色として投稿したいと思っています。」

moron_nonさんのインスタグラム




「最初は自分の色だとか、そういうことは特に何も考えていませんでした。たくさんの写真を撮ったり見たりする中で、写真を見た時に『あの人っぽいな』、『あの人の写真だ』と、思ってもらえるような写真が撮りたいと思い『自分の色』を考えるようになりました。モノトーンでシックな写真も好きですが、自分が撮るなら、見ていて幸せになれるようなポップでカラフルな可愛い写真がいいなと思い、試行錯誤しながら今のスタイルにたどり着きました。」


moron_nonさんのインスタグラムのギャラリーは、彼女らしい鮮やかな色でいっぱいです。並べ方のこだわりや工夫を教えていただきました。


「投稿の順番にはこだわりがあります。ギャラリーはパッと見た時に、隣同士で色や、引き・寄りもかぶらないように意識して投稿しています。同じような要素の写真を散らせて配置するイメージです。」

インスタグラムに投稿している写真の加工は、基本的にスマホアプリだけ!

「インスタジェニック」という言葉ができるくらい、インスタグラムらしい写真というものに特徴があるかと思いますが、何か撮り方を意識していたり、加工にこだわったりしているのでしょうか?

「写真を撮る時はインスタグラムのことはあまり意識していません。シンプルに、『これいいな』と思ったもの撮影しています。『これはインスタグラムっぽいな』と考えるのは、撮った写真を投稿する時がほとんどです。

フィルムで撮った写真はほとんど何も編集していません。デジタルの写真も撮る時に、明るさ、コントラスト、彩度をある程度決めているので大幅にはいじってません。稀に気分で多重など遊んだりすることはあります。

編集は、基本的にスマートフォンのアプリだけで行っています。最近はアプリでもオリジナルサイズで保存できるので重宝しています。よく使うアプリは『Snapseed』です。」

写真を始めたのも、インスタグラムを始めたのも、きっかけは同じ

そんなmoron_nonさんがカメラに出会った時期とインスタグラムを始めた時期はほぼ同じ。どちらもきっかけはご友人だったそうです。

moron_nonさんのインスタグラム




「インスタグラムは、友達が撮った写真を見るために始めました。その友達のフォロワーさんの写真や、他にもたくさんの写真を見るうちに、自分も持っているコンパクトデジタルカメラで撮ってみようと思ったのが、カメラを始めたきっかけです。

もともと写真は好きだったので、受験勉強のちょっとした息抜きにと思っていたのですが2012年の秋にインスタグラムで知り合った方から撮影会に誘われたのを機に、憧れていたミラーレス一眼カメラ『PENTAX Q10』を購入しました。始めて触る本格的なカメラだったので、使い方や撮り方もその撮影会で教えてもらいました。」


購入の決め手は、小さくてコンパクトだったことと、見た目がかわいかったこと。今までコンパクトデジタルカメラだったので、持ち歩きやすいサイズや使いやすさを重視したそうです。その後、カメラへの興味が深まり、持っている種類も増えていったというmoron_nonさん、具体的に使っているカメラをうかがいました。


「その後、デジタルカメラでは『Sony α7R』や『Pentax K-30』を購入しました。現在では友人からのプレゼントをきっかけに、フィルムカメラも使っています。カメラを初めて1年ほど経った頃、友人10名から連名で『MINOLTA AUTOCORD』という二眼レフのカメラをいただいて、それからフィルムでも撮影するようになったんですよ。

旅行時や浴衣の撮影といった特別な場面ではフィルムで、普段の撮影会の時はデジタルでと、なんとなくですが使い分けています。先日行ったヨーロッパ旅行では、フィルムカメラと『写ルンです』、それからiPhoneで撮影しました。デジタルカメラは持って行かず、一緒に行った友人に借りて少し撮らせてもらいました。

現在、20台以上のカメラを持っています。祖父や友人、親戚から譲っていただいたものもあり、どれも大切な思い出の品です。」

部屋に飾っている写真は、思い出が詰まったものばかり

部屋に飾っている写真は、仲間と行った写真展の作品や、友人の作品、撮っていただいた写真など思い出が詰まったものばかりというmoron_nonさん。
最後に、写真やインスタグラムを現在でも飽きることなく続けられる理由、そしてお部屋にもたくさん飾っているというお写真への想いをうかがいました。

moron_nonさんのインスタグラム




「これだけ長く写真を撮り続けられたのは、もちろん写真が好きということもありますが、インスタグラムで出会った方たちのおかげだと思います。写真を撮ることだけでなく、インスタグラムがきっかけで出来たコミュニティのメンバーで遊んだりするのも本当に楽しいです。

たくさんの人と出会うことで、場所であったり、花の名前であったり、知らないことをたくさん教えていただきました。私の部屋にはそんな繋がりの中で出会えた方々に撮ってもらった写真や、足を運んだ写真展で買ったポストカードが飾ってあります。写真がくれたたくさんの出会いは、私にとってかけがえのない財産です。」

moron_nonさんのインスタグラム




友人がきっかけで始めたカメラやインスタグラム、今では10万人以上のファンを魅了し「moron_nonさんらしい写真が好き!」と言われるような存在になっています。ポップで明るいお写真のイメージそのままのmoron_nonさん、次回はご自身がとくに思い出深いというお写真について、お話をうかがいます。



【執筆者 moron_non(もろんのん)】

moron_non(もろんのん)

1993年生まれ、埼玉県川越市出身。
東京理科大学卒。
高校卒業後、Instagramをきっかけに写真に夢中になる。

デジタル・フィルムカメラ合わせて20台以上持つ。

現在インスタグラマーとして、雑誌のフォトグラファーとして幅を広げ活躍中。2016年に行った海外はベトナム、台湾、スペイン、フランス、ドイツ、ハワイ。
インスタグラムのフォロワーは10万人以上。

moron_non画像
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