写真やフォトブックに関するインタビュー
写真やフォトブックに関するインタビュー
今回、emilybaking【 @emilybaking 】さんが手作りのアイシングクッキーの写真を集めて作ったMyBookの「book」は、17枚の写真で作るフォトブックです。
セピア色のノスタルジックな表紙を開けば、アイシングクッキーで描かれた絵本のような世界が広がります。
「こんなにしっかりとしたハードカバーのフォトブックを作ったのは初めてです。まるで売り物みたいで驚きました。装丁のアンティークな感じがお気に入りです。」
「春夏秋冬」というテーマで、お気に入りの写真を選んだemilybakingさん。見開きで季節感が感じられるように順番を考えたそうです。
「bookを作るコツは、見開きごとのテイストをきちんと揃えることです。シックなものはシックなもの同士、ポップなものはポップなもの同士がそれぞれ隣り合うように同じテイストの写真を並べる構成にしました。また、完成した時の写真の大きさを想定して、なるべく画質が良いものを選んでいます。
作ったアイシングクッキーを写真に残すことは自分自身の記録にもなります。お菓子は食べてしまうと残りません。消えて無くなってしまうからこそ、写真として残しておくことの意味があると思っています。 」
「何枚もの写真をつなぎ合わせて作る、ストップモーションに挑戦してみたいです。例えば、アイシングクッキーを作る過程を、写真と音楽でかわいく表現できたら素敵ですよね。
またインスタグラムを始めた当初からの夢で、ストップモーションの機能でアニメーションも作ってみたいです。色や形で自由に表現できるクッキーだからこそ、ファンタジックなお話を表現できるのではと思います。 」
「2017年の7月に娘が生まれ、今は育児に奮闘中です！ 娘が大きくなったら、一緒にお菓子作りをするという夢もできました。私が今まで作ってきたアイシングクッキーは、シャビーシックでちょっと大人なデザインのものが多かったのですが、娘が生まれてからは、メルヘンでポップなクッキー作りにも挑戦したいと思うようになりました。娘に「かわいい！」と喜んでもらえるような作品を日々考えています。」
素敵なアイシングクッキーの作品たちは、食べてしまったらもう二度と出会うことができません。長く保存できないからこそ、写真というツールで作品を大切に残しておきたいですね。
今回emilybakingさんが作ったbookは絵本のように見返せるフォトブック。あなたも日々の写真を作品として残してみませんか？
【執筆者 emilyBaking】
東京都在住。アイシングクッキー作家。
ボタニカルでシックな作風のアイシングクッキーを中心に製作。
