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写真の上手な整理術

フォトブックの相場は?実際にかかる費用と選び方

財布を抱えている女性

撮影に専用のカメラを使っていた時代に比べると、スマホが普及した現代は、
写真に対するハードルが比較にならないほど下がっています。
しかし、その気軽さゆえに撮影した写真はデータのまま放置しがちです。
そんな方に利用をおすすめしたいのがフォトブックです。

フォトブックを作るのにかかる費用

フォトブックは、自分の撮った写真のデータをサイト上で編集すると、それを基に製本してくれるサービスです。自分でデータをプリントしてアルバムに貼っていくよりも手間がかかりません。しかも、本の仕上がりはまるで市販されている写真集のようなクオリティです。

これならば、データを眠らせておくぐらいなら一度利用してみようかと心惹かれる方も多いでしょう。しかし、そんな立派な作りなら費用もそれなりにかかるのではと思うかもしれません。しかし、それがそうでもないのです。

確かに、大判サイズならそれなりの値段はするでしょうが、ミニ写真集の大きさであれば、50ページ前後のボリュームのものが500円程度で製作可能なのです。もちろん、よりクオリティの高いものを求めれば、いくらでも高額なサービスはありますが、まずは、このお手頃価格でフォトブックの良さを確認してみてはいかがでしょうか。

フォトブックの価格は何で決まる?

しかし、なぜ、このように格安でフォトブックを作ることができるのでしょうか。それを理解するには、どの部分にコストがかかっているのかを知らなければなりません。

少し前までは、ここまで安いものは存在せず、ミニサイズのフォトブックの場合、最低でも千円以上、相場は3千円前後といったところでした。これは顧客の要望に応えることができるようにフォトブックの材質やサイズをそれぞれ数パターン用意していたのが大きな要因です。

経済の原則として原料は小口で仕入れるほどコストは上昇します。逆に、原料を1種類に絞って大量に仕入れればコストを大幅に抑えることができるのです。

さらに、製本代を左右するのが紙の質です。写真集を作るためにはそれなりに良い紙が求められますが、そうするとコストが跳ね上がります。しかし、最近では技術の進歩のおかげで、安い紙でもそれなりの品質をキープできるようになりました。

また、最新の印刷機を全工場に配置すれば、最初はコストがかかってもより効率よく本を作れるようになります。このような条件を積み重ねて格安フォトブックは誕生したのです。

安さだけじゃない!自分にぴったりなフォトブックの選び方

しかし、もちろん、安いものであればなんでもよいというわけではありません。自分の大事な思い出を本にするわけですから、やはり自分にあったものを選びたいものです。

まず、選び方を考える上で大切なのは使い勝手の良さです。フォトブックの場合、写真の配置など編集作業はこちらで行わなければなりません。作業自体はさほど難しくはないのですが、サイトに書かれた説明が不十分な場合、慣れていない方はどうしても戸惑うものです。したがって、お試しモードなどで実際に使ってみて、分かりやすいと感じたものを選べばよいでしょう。

もうひとつ大切なポイントがデザインです。やはり、自分の好みのデザインのフォトブックの方がそれだけ愛着も強くなります。デザインはサイトごとに何種類か用意され、表紙と裏表紙を確認できるようになっているので、なるべく多くのサイトをチェックして「これだ」というものを見つけてください。

まとめ

製本というとかなり高額なイメージがありましたが、最近では誰でも気軽に、しかも安価で書店に並んでいるような品質の本を作ってもらえるようになりました。技術の進歩とは素晴らしいものです。こうした立派な装丁の中に大事な写真が収められているとそれだけで思い出もより輝いて見えます。

ただ、近頃はフォトブックを扱う業者が多すぎて、逆にどこがよいか悩んでしまうのが難点です。選択のポイントとしては前述した通り、価格、編集作業の分かりやすさ、デザインの好みなどが重要になってくるのですが、それを全部のサイトでチェックするというのも現実的ではありません。

そこで、最初は格安フォトブックを扱っているサイトだけに限定して、その中から選んでみましょう。もし出来上がりが気に入らなくても5百円程度の損失ならそれほど痛手にならないはずです。そうして、フォトブック作りにも慣れ、要領が分かってくれば、あらためて他のサイトもチェックして、新しいフォトブックに挑戦するのが無難だと言えるでしょう。

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