写真の上手な整理術
写真の上手な整理術
日常的にカメラを持ち歩いて撮影を楽しんでいる人はもちろん、
普段写真を撮らない人も旅行先にはカメラを持っていきますよね。
しかしせっかく旅先でたくさんの写真を撮っても、帰宅後に整理すらしないまま
放ったらかしにしてしまう人が多いようです。
大量の写真を1枚1枚確認しながら整理するのは大変で、
ついつい後回しにしてしまう気持ちも分かります。
そこで今回は、デジカメで撮った写真をフォトブックで手軽に整理する方法をご紹介します。
旅行に行った際には、訪問先や食事内容が分かる看板をメモ代わりに撮影しておくことをおすすめします。こういったメモ写真は、画像検索の際の索引として使え、写真整理をする時に役立ちます。
撮影枚数を手軽に増やせるデジカメならではの写真整理術です。
自宅に戻ったら、まずは撮影した旅行写真をPCに取り込みましょう。旅行写真を整理する際には、撮影日ごとにフォルダ分けをします。なかには、自動でフォルダ分けをしてくれる機能を持ったカメラや画像編集ソフトもあります。複数のカメラで撮影した写真や複数のメディアに分けて保存されている写真も、撮影日ごとに同一のフォルダにまとめるとよいでしょう。
次に撮影日ごとのフォルダ内で撮影した場所別にフォルダを小分けにしていきます。この時、ある程度写真を選別して、手ぶれなどの失敗写真は省いておきましょう。また、同じ場所で撮影した似ているような写真はベストなものを1枚だけ残すようにします。
場所ごとに写真をまとめたら、訪れた順に並ぶようにフォルダ名に通し番号をつけておくとよいでしょう。
写真データを整理したら、いよいよフォトブック制作に入ります。訪問場所ごとに写真を選抜しますが、まずはその場所をもっとも印象づける「キラーショット」を1枚選び、メインカットとして大きく配置します。
その後、サブカットとして他の写真を小さめに配置すれば、バランスの取れたページ構成となります。フォトブックは訪問場所ごとに見開き(2P)単位でレイアウトするとよいでしょう。
似たようなアングルの写真ばかりが並ばないよう、クローズアップショットや遠景、静物カットなどもちりばめると、楽しいフォトブックになります。
旅先の写真は、風景写真や人物のスナップショットなどが多くなりがちですので、訪問先のチケット、食べた料理、植物や動物などを撮っておくことをおすすめします。
また、先ほどご紹介したメモ写真も、フォトブックをより楽しいものにするエッセンスになります。
写真をレイアウトしたら、必要に応じてキャプションをつけていきましょう。
訪れた場所について調べたデータや訪れた際のアクシデントなどを書き添えることで、写真にまつわる旅の思い出も一緒に保存しておくことができます。
気軽にたくさんの写真を撮影でき、編集が簡単なデジタルカメラだからこそ、楽しいフォトブックを制作することができます。みなさんもぜひチャレンジしてみてください。