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写真の上手な整理術

フォトブックづくりは意外と簡単!
作り方のコツを知ろう

春の背景の前でテーブルの上の開いた本

家族や恋人との思い出を残すうえで、写真はとても重要です。
しかし、データのまま残すのでは、長い年月が経過すると思い出がぼやけてしまいます。

いつまでも素晴らしい思い出として残しておくために、フォトブックを作ってみるのも1つの方法でしょう。フォトブックを作るのは難しそうだと考えている人もいるかもしれませんが、意外と簡単です。

この記事ではフォトブックの作り方のコツを紹介していきます。

1.目的やテーマを決めよう

フォトブックを作るうえで大切なことは、「目的やテーマを事前に決めておくこと」です。フォトブックではこれまでに撮影してきた写真を自由に配置して1冊の本にしますが、単純に並べただけでは「ただの写真の寄せ集め」になってしまいます。

「子供の運動会」がメインであったのに、同じような日付だったから家族旅行の写真も入れてしまう、というように欲張ってしまいさまざまなシーンを詰め込み過ぎるのは、あまり得策とは言えません。
このようなフォトブックを作ってしまうと、後で見返したときに「どの写真がどのフォトブックにあるかわからない」となってしまうでしょう。

フォトブックはただの写真の寄せ集めではなく、「思い出をいつまでも素晴らしいままに大切に保存するため」に作るものです。統一感のないバラバラのデザインだったり、記憶が混乱しないような構成にするためにも、目的やテーマを決めておくことが重要です。

フォトブックの見せ方は人それぞれです。たとえば、イラストや文字を加えたり、反対に写真のみを配置したりといった具合です。どちらの見せ方が優れているということはなく、個人の好みの問題です。事前にどちらの方向性でフォトブックを作るか決めておくことで、まとまりのある作品になります。イラストや文字を書き加える場合は少し大きめのフォトブックを選ぶことで、スペースに余裕が出来ます。

どのような構成にするかを事前に決めたうえで、フォトブックのサイズや種類を選ぶことが大切です。

2.被写体に変化を付けよう

フォトブックのテーマを決めたら、それに沿って写真を選んでいきます。注意点としては、「特定の被写体の写真ばかり集め過ぎないこと」です。

たとえば赤ちゃんの成長記録をテーマにしたときに、意識をしていないと赤ちゃんの同じような写真ばかり選んでしまうことがあります。もちろんカワイイ赤ちゃんの写真を多く選ぶことは悪いことではありませんが、同じようなポーズや構図の写真が続いてしまうと、味気ないフォトブックになってしまうでしょう。

フォトブックのテーマ上、赤ちゃんの成長記録や結婚式の写真においては、人物写真にかたよりがちです。しかし、それではどんなイベントであったかを後で思い返すことができません。写真にメリハリやリズムがあったほうが、見ていて楽しいフォトブックに仕上がります。人物写真以外にもいくつか特徴的な写真を選ぶと、フォトブックのアクセントになります。

たとえば旅行をテーマにした場合は、旅行した人物だけではなく、観光した場所や建物などの風景、レストランでの食事が入った写真を選んで、その場所を紹介するとよいでしょう。

ただし、フォトブックのテーマによっては特定の写真だけにこだわったほうがよい場合もあります。
たとえば、「キャラ弁の写真集」や「山の写真集」といったものは、特定の対象以外の写真が入るとかえってテーマがぼやけてしまいます。

3.コメント選びが腕の見せどころ

フォトブックの作り方でもう一つ重要なのはコメントです。

たとえば泣いている写真は一見すると悲しく見えてしまうものですが、その対象が赤ちゃんの場合、コメント1つで印象がガラッと変わります。

コメントの選び方1つで、悲しく見える写真が可愛く見えたり、その反対に見えたりします。泣いている写真の横に「泣き顔もカワイイ!」というコメントがあれば、我が子の可愛さを思い出してほっこりするでしょう。

またコメントを記載することで、写真だけでは思い出せない情報を加えることも出来ます。たとえば、赤ちゃんが泣いている写真に「ママがトイレに行っていただけなのに寂しくて泣いちゃった」というコメントを書いておけば、後日見返したときに思い出がよみがえります。

コメントを入れられるのはフォトブックならではの特徴なので、将来その時の状況が思い出せるようなコメントを書いておきましょう。

4.サイズ感を意識しよう

フォトブックを作るときは、サイズ感を意識しましょう。なぜなら、フォトブックにはサイズのバリエーションが非常に多いからです。

たとえば、縦横約30cmのサイズと縦横約12cmのCDサイズでは、同じ写真であっても見え方がまったく異なります。基本的にサイズいっぱいの大きさの写真を使うほうが、見る人にインパクトを与える構成になります。

一方、サイズに対して小さめの写真を複数枚張ると、1枚ごとのインパクトは薄れますが、コメントやイラストなどを工夫して書き加えることで、見た目が楽しい印象になるでしょう。

どちらのサイズがよいのかは、選んだ写真の枚数や見せ方によって異なるので一概にはいえません。強いていうなら、フォトブックでは写真を大きめに使うほうが見栄えがするので、贅沢にスペースを使うことをおすすめします。作っている途中で後から加えたい情報が出てくることもあるので、迷ったときは大きめのサイズを選んだほうがよいでしょう。

いずれにしても完成サイズを意識して写真を選んだうえで、加工やレイアウトについて考えると見栄えのよいフォトブックに仕上がります。

5.マイブックの基本的な作り方

フォトブックの作り方には編集ソフトを使う方法がオーソドックスで、代表的なものとしてはマイブックが挙げられます。

マイブックでフォトブックを作る場合、まずデジタルカメラやスマートフォンなどで撮影した写真データを準備しましょう。次に、パソコンにMyBook Editor(編集ソフト)をダウンロードし、インストールします。MyBook Editorは無料ソフトなので、安心してお試し利用が可能です。

インストールが終わったら、MyBook Editorを起動して写真やコメントの入力をしましょう。編集が完了して満足のいくフォトブックが作成できたら、注文ボタンをクリックします。注文から10日前後で完成したフォトブックが手元に届きます。

MyBook Editorには完全にオリジナルのフォトブックを作れる「フリーレイアウト」や、指定されたデザインに写真とコメントを入れて簡単に作れる「テンプレート」などの機能があります。自由度の高いソフトで簡単にフォトブックが作れるのでおすすめです。

フォトブック作りにチャレンジして素敵な思い出を残していこう!

フォトブック作りは難しいものではありません。手順とこつをおさえれば、誰でも簡単にできます。撮りためている写真をそのままの状態にしておくと「どこに何の写真があるのかわからない」状態になってしまいます。

大切な写真をきちんと整理するためにも、フォトブック作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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