デジカメで上手に写真を撮影するテクニック
デジカメで上手に写真を撮影するテクニック
動画を撮るならビデオカメラ、と一概に言えないほど最近のデジカメは動画の画質も綺麗です。
特に一眼デジカメは非常に高性能です。
静止画も動画も一眼デジカメさえあれば、すむのではないでしょうか?
あえて動画をビデオカメラで撮るメリットはあるのでしょうか?
各々のメリット、デメリットを検討してみましょう!
AVCHD規格に準拠したフルハイビジョン映像、各種MP4動画はもちろん、4K動画に対応している機種も数多くあります。画質の美しさはもはやビデオカメラ以上と言っても過言ではないでしょう。
撮影モードの数も比較的ビデオカメラよりも多く、様々なシーンに対応できます。iAモードでお手軽に撮影することもできますが、目的の被写体のみピントをあわせ、背景ぼかす等、テクニックを駆使することでこだわりの動画を作成することもできます。
豊富な種類の交換レンズで撮影することで、さらに表現の幅を広げることが可能です。「広角レンズ」、「望遠レンズ」、「魚眼レンズ」・・・用途に合わせてカスタマイズできることが大きな強みとなっています。ビデオカメラで上記撮影を行おうとした場合三台、カメラを用意する必要が出てしまい、大きなコストがかかります。
長時間撮影するなら、やはりデジカメよりもビデオカメラです。一眼デジカメで長時間撮影しようと思うと、三脚が必要ですが、ビデオカメラは手持ち時の負担が軽くなる様に設計されていますので、楽々撮影が可能です。
バッテリーも長持ちなので、SDカードの容量はまだ残っているのに電池が・・・ということはデジカメより少ないです。大容量内蔵メモリ(32GB程度)を搭載している機種も多く、SDカードが無くても十分長時間撮影できますし、内蔵からSDカードへのコピーも手軽にできます。
デジカメに比べ撮影モードは少なめですが、その分シンプルに撮影が可能です。オートフォーカスモードを使用することで、動く被写体を容易に捉えることができますし、手ブレ補正も充実しているので知識があまり無くても、それなりに良い動画が撮れます。内蔵マイクの質が高いので、臨場感のある音声を記録できるのも、うれしいポイントです。
動画撮影をする際に、重要なポイントは人によって異なるでしょう。そもそも動画を撮りたいだけであれば、スマホでも十分可能で、画質もそんなに悪くありませんし使い方も簡単です。その延長で、シンプルかつ、「もっと綺麗に」、「もっと長い時間」、動画を撮りたいとなると、ビデオカメラが候補に挙がるでしょうか。
そうでは無く、絞りやシャッタースピードを設定して、「明暗」や「ぼかし」を駆使して撮影したい、ただ撮るのでは無く「作品」を作りたい人は一眼デジカメが向いているでしょう。
iAモードを使用して、カメラ任せに撮影してしまうと、一眼デジカメの醍醐味を感じられません。一眼デジカメは本体のみでも高価な代物ですが、レンズにもこだわり始めるとさらに投資が膨らみます。カメラで自分の世界を表現したい、ぐらいのこだわりが無ければ費用対効果に見合ったメリットが感じられないかも知れませんね。
画の画質の美しさに関しては、デジカメもビデオカメラもほぼ互角と言えます。よって単純に綺麗な映像を撮りたい、という点では大きな差が付かないでしょう。
しかし、撮影時間、撮影のしやすさではビデオカメラの方が優れていますので、普通に動画を撮りたいだけであれば、ビデオカメラの購入が良いのではないでしょうか。
ビデオカメラを使用している内に「もっと凝った映像が撮りたい」という気持ちが出てきたら、一眼デジカメを検討してみましょう。最近の一眼デジカメでは4Kフォト連写と呼ばれる連写と動画の中間の様な、ベストショットを逃さないための特殊な撮影モードもあります。
一眼デジカメは腕前次第で、様々なことが可能となります。ただ思い出を残すためだけに映像を撮るのでは無く、「プロが撮影した映画みたいな動画」を目指すのもきっと楽しいですよ。