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第2回 セレクトが楽になる!写真整理のヒント

まず何からはじめるの?

フォトブック作りのスタートはまず、パソコンの前に座って写真データとにらめっこ。いわゆる写真整理です。これを避けては通れないんですね。
あ、今「めんどくさ〜い」と思った方!第一回の記事に戻って「思い出をカタチに残す大切さ」をおさらいしましょう!
写真整理の方法、生徒さんから一番多い質問なのですが、実は私もまだベストな方法が見つかっていません。「私はこんな風にしています!」という方がいらっしゃったらぜひ教えてください。

ここでは一般的な方法も含め、写真データの整理方法を3つあげていきたいと思います。

その1 月別に分類。1年間のベストショットフォルダを作る。

これが一番一般的で、みなさんもやっている方法かもしれませんね。
まずは撮影月・日ごとやイベントごとのフォルダを作って写真を入れていきます。その中にさらに「○月GOOD」フォルダを作り、良く撮れているものだけを入れていきます。1年間のベストショットフォルダを作るときには、それぞれの「○月GOOD」フォルダを「○○年BEST」フォルダにコピーしてくればOK!
余裕があれば月ごと、イベントごとの出来事を簡単に書いたテキストデータも一緒に入れておきましょう。毎日日記を書くのは大変だけど、一ヶ月日記だったら続けられるかも!?
もちろん、その日記はフォトブックを作る時にも、とっても役に立ちますよ!

その2 良い写真を選ぶのではなく、悪い写真を削除する。

良い写真を選ぼうとすると、「これはどうしよう?」「これは残したいなア。」と膨大な時間がかかってしまいます。ここで写真整理を断念した方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これは私も行っている方法ですが、「ダメな写真をパソコン上から削除して、あとは全部残す」という方法です。写真整理の引き算ですね。ぶれている写真、連写した無駄写真、暗い写真、絶対に残してもしょうがない写真(顔が半分しか写っていない見切れ写真とか)だけを、思い切って削除してみてください。まさに写真整理の断捨離、お部屋の片付けが終わったあとのようにすっきり爽快になりますよ。

その3 星(評価)★マークを3段階で付ける!

写真に星(スターマーク/レート)を付ける機能を有効活用!
星1つは「削除するのはもったいないけど、残しておきたいな」という写真に。星3つは「ベストショット!」というものにつけます。
星2つはそれ以外。慣れてくれば、この3つを分類するコツがつかめてきます。写真を選ぶときは思い出に浸らず、直観で選ぶこともポイントです。もし、「これはどっち?」と迷ったら星2つの方へ分類すると良いでしょう。

思い出は写真の数じゃない。

これからフォトブック制作にとりかかることを考えると写真整理はとても重要です。
そして、必ずしもたくさんの写真があるから子供の成長がわかる、旅の思い出が残るというものではないのです。
有名な写真家さんも言っています。
「良い写真1枚あれば、蘇る思い出は数百枚分に値する」と。
もちろん、私たちは写真家さんではないのでそういう一瞬を捉えることは難しいですが、1枚の写真を見ただけでその時の思い出が蘇ることってありますよね。素人なりにそんな思い出に残る一瞬を撮っていければいいなと思います。

撮り方だって変わるはず。フォトブック作りだってそう。

写真整理をするメリットって他にもあるんです。
写真の撮り方が劇的に変わります。あきらかに無駄な写真を撮らなくなるんです。
今まで「あれも、これも」と思ってがむしゃらにシャッターを切っていました。それが、撮る前にちょっと考える意識が芽生えます。「この写真はきっと整理の時に削除されるなあ」というのがわかってきます。
これって、次の写真整理の効率が格段にあがるってこと。
撮り方の変化といえば、フォトブック作りも同じ。フォトブックを作ることで写真の撮り方も俄然変わってきます。
生徒さんからいただいた感想です。

「今まで子供のアップ写真や正面写真だけを撮ってましたが、フォトブックを作るようになって、そういう写真ばかりだとページが単調になってつまらないものになってしまうことがわかりました。最近ではあえて、後ろ姿や泣いている顔、好きなおもちゃやお散歩に行った時の空なんかも撮るようにしています。そうするとフォトブック作りもますます楽しくなってきました。」
まるで写真そのものを楽しんでいるような生徒さんの声。
写真が楽しくなればフォトブック作りの楽しみもどんどんと広がっていきますよね。

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