写真の上手な整理術
写真の上手な整理術
デジタルカメラやスマートフォンで撮った写真、そのままにしていませんか?
印刷してしっかりアルバムで管理している、という人は減っているかもしれませんね。
しかしパソコン上で管理しているだけではデータ破損の危険性もありますから、
たまにはアルバムを作って整理してみてはいかがでしょう。
文房具店やLOFTなどのバラエティ雑貨店へ足を運べば、可愛らしいものからクールでスタイリッシュなものまで、数多くの写真アルバムが並んでいます。
既製品ももちろん魅力がありますが、あえてシンプルなデザインのものを選んで自分なりにデコレーションすれば一層愛着が湧くことでしょう。まずは手に取ったときに一番に目に飛び込んでくる場所、表紙をキレイに飾ってみましょう。
オリジナリティーを追求するなら、シンプルなクラフト紙のアルバムがオススメです。クラフト紙は強度が高く、また様々な印刷加工に対応できるのでシールを貼ったりペンで書き込んだりと自由自在に思い通りのアレンジができます。
「自分でイラストを書いたりはできない・・・」という人は既に素敵なイラストやパターンが印刷されているデザイン紙を活用すれば、簡単にオリジナルアルバムが作れますよ。
表紙を飾り終えたら次は中身です。時系列に写真をペタペタ並べていくだけでもいいですが、そこに効果音を付け加えていけばよりリアリティのある思い出アルバムになるのではないでしょうか。
例えば旅のアルバムなら海のさざなみ、静かな森に響く動物の声、街のざわめき、ステージやショーで耳にした音楽など、旅先で出会った様々な“音”を写真の横に添えれば、その時のことが一層鮮明に思い出せるはずです。
子供のアルバムなら、写真にちょっとしたコメントを添えれば子供の成長記録にもなります。入学式や卒業式のような大きなイベントなら写真を見るだけでも自然と思い出せますが、日常のちょっとした出来事となるとなかなかそうはいきません。
「○○ちゃん、嫌いだったピーマンを克服!」など、些細なことでも記録があれば将来子供と見たとき、思い出話に花が咲くかもしれませんよ。
アルバム作成にあたり欠かせない便利なアイテムといえばマスキングテープです。元々は養生テープで工業用に使われていたものですが、「上から文字が書ける」「貼り直しができる」という特性から今ではおしゃれな手芸用アイテムとして重宝されています。
写真アルバムにマスキングテープを使うときには、「色」を意識すると仕上がりが粋な印象になります。写真の中の色と同系色にしてすっきりまとめたり、あえて違う色を加えてポップな雰囲気にしたりとアレンジ方法は無限大です。
文字の入ったものやイラストが印刷されたものもありますので、アルバムの主旨に合わせて選んでも面白いかもしれません。また、貼り方を工夫することでも個性的なアルバムを演出できます。
写真の四隅を囲うように、写真の背景になるように、あるいは手でちぎって散らすだけでも自分流のアルバムができます。
いろいろと便利なアイテムを使って工夫を凝らして自分なりのアルバムを作成してきたけど、アイデアが尽きてきた・・・そんなときにはインターネットで公開されている無料の写真アルバム用テンプレートが便利です。
エクセルやパワーポイントを使ってパソコン上で処理するものもあれば、印刷してその上に写真を並べるものもあり、「卒業」「プレゼント」「ウェディング」など丁寧にジャンル分けされています。
あるいは専用のソフトもありますので、自分に合ったやり方を見つければ楽しみながらアルバム作成ができそうですよね。
写真アルバムは単に撮った写真を整理するだけでなく、そのときにあった出来事や自分の気持ちを思い出すことのできるアイテムです。
思い出をより一層彩り鮮やかに感じるために、世界に1つの自分だけのオリジナルアルバムを作ってみてはいかがでしょうか。