写真の上手な整理術
写真の上手な整理術
どちらも多くの写真が掲載されている写真集とフォトブックですが、
この2つには何か明確な違いがあるのでしょうか。
一見どちらも似ているものなので、もしかすると名前の違いだけで、
この2つは同じものだと思っている人が多いかもしれません。
ここでは写真集とフォトブックの違いについて、それぞれの特徴を説明しながら紹介します。
一般的に写真集とは、プロの写真家が撮った写真を集めた作品集のことをいいます。例えば、風景や動物などを撮って作品集にしたものなどです。また、モデルやアイドル、芸能人などを撮り、それを写真集とする場合もあるでしょう。
写真集というと、基本的に商品として売られているものを指します。写真集は作品としての美しさや面白さだけでなく、多くの場合テーマやコンセプトがあります。さらに写真集の特徴として、そのほとんどが写真で構成されています。写真そのものから作品集のテーマやコンセプトを伝えるものとなっているのです。
各ページで写真に対しての細かい解説などはなく、あくまでも写真だけで見る側の感性に訴えかけるものが多いのが写真集です。
フォトブックは、主に個人向けに提供されている写真集制作サービスのことです。例えば、結婚する人が記念に結婚式や披露宴の写真をプロに頼んで撮ってもらったり、出産を記念に子どもの成長記録を1冊にまとめて頼んだりするサービスです。写真にコメントを組み合わせて作ることにより、プロフォトグラファーが撮った写真でもフォトブックとなります。フォトブックはデジタルカメラやスマートフォンの普及によって流行が拡大しました。
以前は写真といえばフィルムで、現像するまではどのように撮れたかわかりませんでした。しかし、デジタルカメラやスマートフォンでは、撮った写真をすぐに確認することができ、気に入った写真を手軽に撮れるようになったのです。
しかも、写真をプリントアウトする前にさまざまな加工が簡単にできるようになり、フォトブックが一層身近なものとなりました。例えば、従来は写真の周りにコメントなどの飾りつけをしていましたが、写真自体を自分好みに編集しコメントなどを施せるようになりました。友達の結婚式に参加した友人たちでフォトブックをプレゼントしたり、出産を記念してオリジナルの子ども成長フォトブックを簡単に作ったりすることができるようになったのです。
個人向けの写真集制作サービスだけでなく、自分自身で撮影した写真を集めて本のような形にまとめたものも、フォトブックと呼ぶようになりました。
写真集とフォトブックの違いは、写真集は写真そのものがメインの作品集で、フォトブックは個人向けの写真を集めて加工したりコメントを施したりして作るものでした。これを別の角度から見れば、写真集とは写真をたくさん撮り、テーマやコンセプトごとに集めてまとめたもの。フォトブックは自分好みに加工・編集した写真をまとめたものだともいえます。
写真メインの作品集が写真集であるならば、デジタル保存するフォトブックを利用しても写真集が作れるということになります。作品集としてのテーマやコンセプトを決めて、それに沿った写真を集めればよいのです。どの写真がテーマやコンセプトに合っているかを考えながら選び、各ページにどういった順番で掲載するかを決めます。決まったら写真に特別な加工や編集を施さずにそのまま配置。コメントなども付けずに写真だけで表現できれば、それはもうフォトブックで作った写真集といえるのです。
写真集やフォトブックを自分で作る際、マイブックならサイズや仕様の種類が豊富なので、作品集としての写真集づくりにも、思い出をまとめるフォトブックづくりにも向いています。例えば、本のセンター部分がフラットになるフルフラットや、アルバムによく使われるハードカバータイプ、雑誌のような肌触りのソフトカバータイプにキュートなミニタイプなど、種類が豊富です。また写真も文字も自由自在にレイアウトが可能、作り方は簡単で大まかに3ステップで終わります。
ステップ① 無料編集ソフトのダウンロード
デジカメやスマートフォンで撮影したデータをパソコンに取り込み、編集ソフト「MyBook Editor」をダウンロードして、インストールします。
ステップ② 編集ソフトで自由にデザイン
テンプレート、フリーレイアウト、ボックス機能を使って自由に編集します。テンプレートはプロ級が作ったような本格的なフォトブックが簡単にでき、初めての方におすすめです。
ステップ③ 注文
デザインが完成したら、発送先情報などを入力して注文します。
注文から6営業日で発送されます。
フリーレイアウトは細部までこだわって自分だけの作品を作ることができます。ボックス機能は写真をドラッグ&ドロップするだけで、きれいに配置でき誰でも簡単にフォトブックを作ることができます。ステップ3は注文する冊数や届け先を入力して注文ボタンをクリックするだけです。マイブックで作れば、本のどこにも「マイブック」や「アスカネット」といった企業ロゴが入りませんので、完全にオリジナルな写真集やフォトブックが作れます。
写真集は作り手の伝えたい思いやテーマ、コンセプトがあっても写真中心の表現なので、捉えかたは人によってさまざまです。一方フォトブックは、写真を加工したりメッセージを添えたりできるので作り手の想いをストレートに伝えることができます。完全オリジナルで世界に1つだけの作品を作りたいと思うなら、それがすべて可能なマイブックがおすすめです。